日々記憶伍番地

ただの日記です。誤字脱字多いです。スンマヘン。

スパリゾートハワイアンズに行ってきた。

映画「フラガール」のモデルになった場所、というのは知っていたので、悪い印象は持ってなかったが、すごくよかった。

 

ちょうどハワイアンズの歴史を振り返る写真展をやっていて、行きの車の中で、よくハワイのテーマパークつくろうってなったよね、という話の答えが書いてあった。

 

どうやら、行き場を失った炭鉱の人々の雇用創生のために「中村豊」という人が強引にハワイでいくでしょ、と始めたらしいのだ。やはり、昔の人もハワイって。。。と思っていたのだ。往々にして天才の考えは理解されない。それが55年続くとは。

 

私が行ったのは普通の土日であるが混んでいた。ファミリー層。もう、90%ファミリー層。テーマパークの雰囲気はなんとなくドン・キホーテを思わせるごちゃごちゃ感。突如ラーメン屋や飲み屋の赤ちょうちんが現れたり、お土産屋を通るとわさわさしたヤシの木があってどこに行けば何があるのかほとんど検討がつかない。導線がハチャメチャ。温泉なのかプールなのか、何を狙って作ったのかわからない何かが3階にわたってちょこちょこ置いてある建物。しかし、どこに行っても人がある程度いる。流れるプールは水槽があったり、洞窟があったり、滝があったり、楽しい。狭い。流れが妙に早い。大きなプールは人込み。突如ジャグジー。大小さまざまなウォータースライダー。どう行けばたどり着けるかわからない2階。ほぼ、遊び方は来た人にゆだねている気持ちさえする。

 

もう、マーケティングとかブランド戦略とか皆無と思うのだ。説明つかない何かだ。そうでないと55年も続かないと思う。

 


そして夜はフラダンスのショー。すごい。楽しい。だいぶ小さく見えるけど楽しい。子供はファイヤーのダンスに興奮し、ママはフラダンスをかわいいと興奮し、パパは露出度に興奮してればいい。ファミリー全部喜ばせる最高のショーだ。

 

唯一残念に思ったのは食事だろうか。もうちょっとお金を出せばいいものが食えたのかもしれない。福島の特産感0のビュッフェだった。夜はひどかった。しかし、ビュッフェにはチョコをコーティングできる塔や綿菓子を作る機械もおいてあり、子供は楽しそうであった。爆睡している子供も多かった。朝のビュッフェは夜のものより良かった。これは金額のコースによるのかもしれない。

 


私と奥さんは完全にフラガールのファンになった。二人ともまた行きたいと言っている。私は距離が遠くてエロスをあまり感じなかったので今度はすごい近くの予約席で肉感を感じながら見たいと切に思っている。


ハワイアンズに行くのはハワイ気分を味わいたいからではなく、ちょっと古い日本のテーマパークを冷やかしついでぐらいに行く期待値が正しい。そんな気分で行けば、何だこれと冷やかしつつも心から楽しめる場所だ。