介護
ついに来た。
私の母親は数年前に統合失調症にかかり、そのまま痴呆も始まり要介護状態だった。しかし、兄が面倒を見てくれているため、ギリギリ「介護」とは無縁の生活を送れていた。それでも兄に負担が重くなり面倒見切れない、となったら家でみるしかない。
そして、今日、妻の父親が脳梗塞で倒れた。今はもう回復を待たなくても後遺症がわかるようで、左半身にマヒが残るそうだ。調べてみたら一番大変なケースなようだった。リハビリでどの程度回復するのかわからないが、もし寝たきりになるととんでもないお金と労力がかかるそうだ。
当面は病院にお世話になるが、その後はおそらく、自宅で義母が面倒をみる形になりそうだ。
リスクがどうのというが、生きていることがリスクな時代が来ている。
友達なんて生き死にの瀬戸際では役に立たない。最後のセーフティネットが友達なんてありえない。そう思っていたが、この間の台風でその考えは改めなければならないと涙した。
義父は友達が多いそうだ。悪い意味ではなく、本当に友達力をみたいと思う今日この頃である。