ヨーロフ
先日、頑張って書いたブログも特別、何も起きず。まあ、ブログってのは好きなときな時にタラリーンと書くのがいいよね。
はいこれ。
スゲー納得なんですよ。中国の本当は知らなし、ヨーロッパの本当も知らない。最近、上海はすごいとか、中国のプロダクトはすごいとか思っていたけど、これを読むに圧倒的にヨーロッパ羨ましいなんですよ。たとえ、この記事で引用されている増田って言うんですか?が本当でも、メルカリの上海レポが本当でも、どっちでもヨーロッパ羨ましいなんですよ。
今年の冬にホームレスが駅で凍死しているのが発見され英国議会で話題になった。二大政党はこぞって対策を取るというようになった。
なんだろう、日本にはない感覚。日本では多くの人はホームレスになるのは自己責任とみなし切り捨てているんではないだろうか。貧困も似ている。貧乏は差別される。だからみんな社会から落ちこぼれるのが嫌で必死に働くのかもしれない。自分が差別するのを知っているから。
私はヨーロッパも中国も知らないが、アメリカはちょっと空気を吸ったことがある。観光ならヨーロッパも行ったけど。アメリカには2周間だけ西海岸の田舎の語学学校にホームステイして通い、ニューヨークを1週間観光した。
その程度で何がわかるかという感じだが、ブログで読むより感じたことは多い。
10年くらい前になるのでもううろ覚えだが、その時、ニューヨークのサブウェイは24時間走っていた。料金体制も一回幾らで乗り放題だったと思う。後、マンハッタンの発音がスゲーむずい。マクドナルドクラスにむずい。ビル・クリントンもむずい。
社会のシステム的に、とか法律が、とかはわからない。肌で感じたことは、アメリカの挨拶は簡単でいい。"Hi"で事足りるので割りと多くの人が挨拶してくれる。後、ハグは人生観を変える気がする。文化だから仕方ないけど、何かの時に抱き合うのはすごくいいと思った。アメリカでは私はハグされなかったが、英会話スクールでハグされたことがある。すごく良かった。
ニューヨークで印象的なのはサブウェイは通路の真ん中にポールダンサーが踊るポールみたいなのがあって、それにみんなつかまる。日本だと、電車に入ってすぐ脇につかまる棒があるが、たいていひとりの人がつかまっていたら複数でつかまることはない。アメリカはみんなで捕まるのが普通。なんとく、それだけで連帯感を感じる。
カルフォルニアの田舎では車のマナーがすごく良かった。信号も何もない道を渡りたくて車が途切れるのを待っていると、車が止まってくれる。6車線はあるんじゃないかっていう広い道路でもスピードを緩めてくれるので勇気を出せば渡れる。ニューヨークは交通量が多くて、そんなに牧歌的な雰囲気はなかった。
ホームステイ先ではミサに連れて行かれた。私の英語力では何を言っているかさっぱりだったが、歌を歌い、その後、恐らく聖書の一節を読み、どんな解釈があるかみんなで話し合っているようだった。発言した人は皆、拍手され、司会の人に褒められている感じだった。
小さいけど、そんなことが印象に残っている。10年も前だからもう変わっているかもしれないけど。
これは政治とか社会システムじゃないけど、人間の根っこの部分の話だ。弱者にやさしい人が多く、人の距離は近いけど、ちゃんとプライバシーを守り、考えを尊重する。もちろん人や地域によって差はあると思うが、そんなところはアメリカのいいところだなー、と思った。
日本には精神的豊かさが足りていない。それは確かに思う。