日々記憶伍番地

ただの日記です。

高橋まつりさんについて今更、物思う

花見に公園に行った後、一休みでお店でお茶をしているとき、Kさんに高橋まつりさんについて話しかけられた。内容はだいたい広告業界は拘束時間が長い職業だから、ある程度覚悟して入らなきゃだめだ、という内容だった。高橋まつりさんの過労死の事件は結構前の話で半分風化していたのでその単語に少し驚きつつ、でもきっかけにはなったと思う。変わっていかなきゃいけないから。的なことを返した気がする。口下手なのであまりうまい返答はできない。

Kさんは紹介をするときにDTPをやっている…というとグラフィックデザイナーです。と訂正する。仕事は確かだがHISなどの旅行系のチラシやパンフレットの作成をしていたはずだ。仕事は拘束時間が長いらしく、その対策か役職がついている。しかし、本人は自分の仕事に誇りをもってやっているようだ。

そこでTさんとIくんがあの事件はパワハラを過労にすり替えられた感じがあるよね、という感じのことを言った。そこで私はあまり高橋まつりさんの事件について対して情報を持ってないことを気づいた。I君はコピーライターをしているというが自分が見る限り、その仕事ぶりはディレクターに近く、正直、すごいな、と思う。Tさんは元ソニーで月200時間くらい、かなり過酷な環境でしばらく働いており、今はPOLAの経営企画部で働いているという、私の友達では敏腕中の敏腕だ。

まあ、そんな感じで話は流れた。

なぜこの会話が引っ掛かったかというと、Kさんの思想が自分の思想と真逆だからだ。私はともかく労働時間を減らすことに注力すべきだと思っている。そこは競争社会なのでやみくもに減らしても会社が倒産したりしたら意味のないことなのでむつかしいと思うが。ともかく人件費の安売りになっているのである。ヨーロッパと比べると圧倒的に生産効率性が悪いと聞くし。

基本的には、ワークライフバランスが取れている会社が成功して、仕事をやみくもに長くやる会社が失敗する社会構図ができればいいと思うが、それもげんかいがあるだろう。

これは民間が動くのではなく、本来は政府の仕事だと思う。

そういった意味でも高橋まつりさんの事件はもともとあった残業時間を減らす流れを加速させる事件だったと私は考えていて、その点に関してはいいことだと思っている。

しかし、高橋まつりさんを失うということはあんな美人でおそらく電通に入れるくらいだから聡明な女性を失うことは、日本のあまりにも大きな損失というほかない。

そして、今私はSI屋でwebデザイナーとして働いていて、今、残業時間が60時間を超えている。プレミアムフライデーも弊社では社員には何もいいことがない制度になっているので全くダメです。なかなか、世の中うまくいかない。